日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が28日、東京・両国国技館で開かれた。秋場所は横綱大の里(26=二所ノ関)が6場所ぶり6度目の優勝を果たした。一方で、横綱豊昇龍(27=立浪)は7月の名古屋場所後に右ひざ手術を受けた影響で3場所連続で休場。横綱在位10場所で5度休場し、昇進後の初優勝を達成できていない。

 横審の大島理森委員長(元衆院議長)は会合後の会見で豊昇龍について言及。「横綱としての責任を果たすために、ぜひケガを治して稽古を積み場所に向かってほしい。横綱として優勝への道のりを歩める姿で土俵に戻ってほしい」と万全な状態での復帰を願った。

 横審の内規では休場が多い場合や著しく不成績の横綱に対して、出席委員の3分の2以上の決議により「激励」「注意」「引退勧告」などを行うと定めている。大島委員長は「そういうことは話題になりませんでした」と話した。