防府競輪FI「第6回石村正利記念杯」は15日、初日を迎える。

 棚瀬義大(26=岐阜)は8月小倉の2日目にゴール前の接触で落車。体が一回転するほどのアクシデントに見舞われたが幸いにも擦過傷と打撲の軽傷で済んだ。

「猫背で良かったです(笑い)。背筋がピンとしていたら、首をやられたかもしれないので」と韓流アイドル顔負けの端正なマスクでひょうひょうと振り返った。

 むしろ本人を苦しめたのは別の部位だった。「舌をかんだのが一番つらかった。ご飯も食べられなくて…」。それでも2日間の入院後は練習を再開。「(落車前と)特に変わらない」と状態面に不安はない。

 近況は「最後まで踏めるようになった」と高いレベルで安定し、競走得点も上昇中。18日開幕の富山GII「共同通信社杯」直前開催の今節は決勝進出がノルマだ。初日予選は同型の永井哉多の挑戦を退け、白星発進を決める。