「第49回 日本アカデミー賞 授賞式」が13日に都内で開催され、「国宝」で吉沢亮(32)が最優秀主演男優賞を受賞した。

 同作は任侠の一門に生まれながら歌舞伎の女形に魂を捧げる男の物語。同作で吉沢演じる喜久雄のライバル、歌舞伎名門の御曹司を演じた横浜流星がプレゼンターを務め、「国宝」出演俳優間でのトロフィー授与となった。

 吉沢は「僕の名前を呼んでくれてトロフィーを渡してくれた横浜流星とともに大変な稽古期間を乗り越えました。彼がいなかったら僕自身も喜久雄になれなかったし、この場に立つこともできなかったと思うし、映画にとっても僕自身にとっても偉大な存在でした」と同作を通じて最高の相棒となった横浜に感謝を告げた。

 10代のころから芸能界に身をおいて芝居に打ち込んできた。「今回芸の道を生きる人間の業というか、その道の険しさというものを改めて痛感して、その先にある本当の喜びのようなものに少し触れられたような気がしました。改めてこの道に生きる自分を見つめ直す機会になりました」と語った。

 同作は興行収入200億円を突破し実写邦画の歴代興行収入1位に降臨。同賞でも、最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞など10冠を達成した。引き続き、日本映画界を引っ張っていく。「映画を愛する皆様に楽しんでいただけるような作品に参加できるように、ますます精進していきたいと思います」と誓った。