女優の栗山千明(41)が主演を務める放送中の深夜ドラマ「晩酌の流儀4」(テレビ東京系)の勢いが止まらない。2022年のシーズン1放送開始以来、毎年のように続編が制作。しかも今年7月期にはシーズン4の「夏編」、10月期からは「秋・冬編」と深夜ドラマでは異例の2クールで放送されている。

 仕事終わりに一人で酒と料理を楽しむ女性の姿を描く同作は、何気ない日常を丁寧に切り取る演出と、晩酌という小さな幸せを大切にする世界観が共感を呼び、視聴者から高い支持を集めている。

 テレビ局関係者は「栗山さんはこれまでクールでストイックな役柄が多かっただけに、『晩酌の流儀』で見せる柔らかい笑顔や自然体の演技が新鮮でした。実際、撮影現場でも〝毎日晩酌する〟というお酒好きな一面を見せていて、演技というより素の栗山さんに近い。スタッフからも『リアルすぎる』と評判なんです」と語る。

 SNS上では料理シーンや酒器のセンス、映像の美しさが話題になっている。また、栗山の落ち着いた語り口と丁寧な所作が作品全体に〝癒やし〟の空気を与えており、近年では〝女性版・孤独のグルメ〟と評されることも少なくない。

「テレ東内では映画化の話も浮上しているそうです。地方ロケを交えた〝ご当地晩酌版〟の構想もあり、栗山さん本人も前向きに検討しているとか。これまでの深夜枠を超えた新しい展開になる可能性がありますね」(同)

 飾らない人間味と繊細な演出で、〝晩酌ドラマ〟という新ジャンルを確立した栗山。令和の夜を静かに彩る彼女の一杯は、これからも多くの共感を呼びそうだ。