18日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第101回に、乃木坂46の久保史緒里が歌手の白鳥玉恵役で登場し、朝ドラデビューを飾った。

 玉恵は昭和の有名な童謡・唱歌「手のひらを太陽に」の歌い手で、レコードジャケットが画面いっぱいに映った。作詞がヒロイン・のぶ(今田美桜)の夫で「アンパンマン」の漫画家・故やなせたかしさんをモデルにした嵩(北村匠海)。故いずみたくさんをイメージしたとみられる作曲家のたくや(大森元貴)が曲をつけた。

 その後に玉恵自身が姿を見せた。渋る嵩にタメ口でステージの構成をリクエスト。やがて自宅に押しかけて衣装のデザインまで頼み込み、帰宅したのぶと顔を合わせた。プチわがままで押しの強い、若干のスター気取りも感じさせる歌手を久保は歯切れよく演じた。

 X(旧ツイッター)には「ジャケットのグッズ化」を望む声や、「NHK演技も板についてきてる」「大河、朝ドラ、夜ドラ制覇した久保史緒里最強よ」などと称賛する反応が寄せられた。

「手のひらを――」には劇中、NHK「みんなのうた」で紹介され、子供たちに歌われるようになったとの説明があった。玉恵はNHKゆかりの曲をレコード化した歌手ということになるが、演じる久保もNHKの出演作が続いている。

 昨年秋の夜ドラ「未来の私にブッかまされる!?」で主人公の恋人役。その前年になる2023年の大河ドラマ「どうする家康」では織田信長の娘・五徳を演じた。

 NHKは見込んだ若手俳優らを積極的に使う傾向があると言われる。来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で永野芽郁の代役に指名され注目を浴びた白石聖も、22年に金曜ドラマ「しもべえ」でヒロイン、夜ドラ「カナカナ」で主要キャスト、23年には「大奥」と出演作が続き、〝NHK御用達〟と話題になった。

 男性では中村蒼が放送中の大河ドラマ「べらぼう」のほか、16、17日の特番「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」、火曜ドラマ「東京サラダボウル」と今年だけで3作出ている。昨年末にも火曜ドラマ「宙わたる教室」と露出しまくり状態だ。

 久保もこうした〝NHK愛され俳優〟の仲間入りか。