お笑いタレントの田村淳が24日、大阪・岸和田市内で行われたイベント「岸和田城天守復興70周年記念『岸和田城 冬の陣』」に出陣後、岸和田城PR大使の任命式に出席した。

 同イベントは1954年の岸和田城天守復興時に行われた武者行列を70周年を迎えた今年、復活させたもの。淳は以前出演したNHK大河ドラマ「功名が辻」で演じた岸和田城主・中村一氏(なかむらかずうじ)に扮し、岸和田市内を馬に乗り練り歩いた。

 雪が降る中、淳は蛸地蔵天性寺から紀州街道、岸和田城大手門跡を通り、岸和田城本丸までの約1キロを武者に扮した人々を引き連れ、時に「えい、えい、おー」などの掛け声を発し、沿道に集まった市民を大いに喜ばせた。

馬に乗って岸和田市内を練り歩いた田村淳
馬に乗って岸和田市内を練り歩いた田村淳

 雪降る中での武者行列について淳は「行列で進んでいく中で、雪が降り始めて、すごく幻想的な感じがして、とても武者行列日和だった、いい日になったな」とし、今まで「だんじり(祭り)」のイメージが強かったが印象が変わったようで「岸和田の人って、もっと大声出すイメージだったけど、控えめに『殿、殿』って言ってくれた。寒かったのかな」とコメントした。

 淳は、城や歴史に造詣が深く、今回でお城の大使は9城目となる。武者行列の後に「岸和田城PR大使の任命式」に参加し、岸和田市の波積大樹副市長から委嘱状を受け取ると「岸和田城落としました!」と宣言し、集まった市民を笑わせ「9城目なんですけど、大好きなお城しか観光大使の仕事は受けてません。みなさんが愛してる岸和田城を日本全国そして世界に発信していきたい」と意気込んだ。

 さらに「大河ドラマで演じていた大名が縁でこうやって武者行列に参加させてもらって、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。続けて「馬に乗って入城したのは初めてで、当時のお殿様になった気分で今日、入場させてもらいました。大河ドラマ『功名が辻』で撮影に入る前に『大名の役だから馬に乗るシーンがあるから3か月前から馬に乗る練習してください』って言われてたんですが、1年間、馬のシーン1回もなかったです。馬の練習が今日、生きました」と明かし笑わせた。

 同城について「僕は何よりも天守の大きな破風(はふ)が岸和田城の魅力だと思う。来た方が『この大きさのお城で、こんな大きな破風なんだ』って注目してくれるんじゃないかな」と説明。

 最後に記者からあまり質問がなかった事について「他の質問するなって言われてるから、市政が混乱してる質問ができない…。それ、僕答えられないので」と苦笑交じりに話した。