英国アカデミー賞授賞式が18日、ロンドンで開かれ、昨年の興行収入世界一に輝いたマーゴット・ロビー主演の「バービー」は、主演女優賞など5部門にノミネートされたものの結果は全敗。クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が監督賞や作品賞など最多受賞となる七つの賞を獲得した。
同市・サウスバンク・センター内のロイヤル・フェスティバル・ホールで行われた授賞式には、同賞を主催する英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の会長を2010年から務めるウィリアム皇太子も出席。ただ、腹部の手術を終え静養中のキャサリン皇太子妃は欠席した。
同授賞式で惨敗したのは「バービー」だけではない。オクラホマで起こった先住民族の連続殺人という凄惨な事件を描いた、米アカデミー賞有力候補となっているマーティン・スコセッシ監督の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」もノミネート9部門全てを逃した。
またブラッドリー・クーパー監督・主演でスコセッシも製作陣に加わった、「マエストロ:その音楽と愛と」は7部門八つの賞の候補になっていたが、こちらも全敗に終わった。同作は米国を代表する世界的指揮者で作曲家のレナード・バーンスタインとその妻の葛藤の人生を描いた力作。
一方、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」はアニメ映画賞を獲得。「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組んだ「哀れなるものたち」は主演女優賞や美術賞など五つの賞に輝いた。












