◇守屋美穂(33)岡山101期

 ボートレース住之江のプレミアムGⅠ「第11回クイーンズクライマックス」が28日に開幕する。(シリーズ戦は26日から)。3月の大村クラシックで遠藤エミが女子初のSGVを達成。この歴史的偉業は着実にレベルを上げてきた女子ボートレース界が新たな時代に突入したことを告げた。カウントダウンコラム「女子新時代へ」第1回は女子賞金ランク3位の守屋美穂が悲願のビッグタイトル獲得への思いを明かした。
 
 レディースチャンピオンとクイーンズクライマックス――。この女子2大タイトルを手にはしていないが、すでにビッグタイトルを制してもおかしくない実績と地力を積み上げている。

 これまでに2019年7月に男女混合GⅡの芦屋モーターボート大賞V。今大会同様に女子トップレーサーが出場する17年GⅡレディースチャレンジC、今年2月の桐生GⅡレディースオールスターも制している。

 さらに、今年はSG4大会、GⅠ・10大会に出場と主戦場がSG、GⅠとなった。

「すごく学びの多い一年だったなと思う。たくさん記念を走らせてもらって自分に足りないところとか課題も見つかったし、学びが多かったかなと…。ペラであったり、レースの内容であったり、ターンの仕方だったり。挙げたらキリがないんですが。地道にコツコツとって感じですかね」

 予選突破は1月の尼崎69周年記念、6月の住之江66周年記念、8月のまるがめレディースチャンピオンの3回。この結果以上に大きな収穫を手に入れ、確実に〝強く〟なっている。

 住之江の最近3走は2019年12月のGPシリーズ、2020年5月のオールスター、今年6月のGⅠ・66周年記念とSG、GⅠが続いている。その中で今年の66周年記念では序盤1、2、3着と好発進を決めて準優に進出した。「乗りづらいイメージもあるんですが、GⅠの時はいい足をしていた。エンジンは出せていたんですが、途中からおかしくしてしまって…。何しちゃったんだろうって…。乗りづらいイメージはあるけど、乗りやすくなるように仕上げたい」と戦えるメドも立っている。

 2020年は多摩川PGⅠレディースチャンピオンでの優勝戦1号艇2着惜敗をはじめV戦絶好枠で4戦4敗と取りこぼしも目立った。この課題も昨年は優勝戦1号艇で5戦5勝。今年も2戦2勝と安定感を取り戻している。

「一年を通してここを目指して頑張ってきているんで、最後も悔いのないレースがしたいと思っています」

 悲願の女子ビッグタイトル奪取へ機は熟した。