昨年8月17日に骨髄異形成症候群のため、84歳で亡くなった落語家・笑福亭仁鶴さんを追善する「笑福亭仁鶴一周忌追善落語会」が17日、大阪市のなんばグランド花月で行われた。

 仁鶴さんの葬儀・告別式は近親者で執り行われ、お別れの会などは開かれなかったが、吉本興業の大﨑洋会長の発案で追善落語会を開催。笑福亭仁智ら弟子と孫弟子12人が、無料招待されたファン800人を前に落語と師匠との思い出話に花を咲かせた。

 公演後、取材に応じた仁智は「最後までお客さんに元気に興味深く聞いていただき、師匠の影響を感じた」と、吉本興業の「中興の祖」と呼ばれた師匠の影響力にしみじみ。14日には仁鶴さんの1周忌法要に参加してきたといい、「師匠は言いたいこともあると思う。足元にも及ばないが気持ちを引き締めて、会社から『来年もNGKで一門会どうや』って言ってくれるのを期待しつつ頑張りたい」と話した。