俳優の松坂桃李が12日、都内で、映画「流浪の月」(李相日監督)ティーチインイベントに出席した。

「2020年本屋大賞」で大賞を受賞した凪良ゆう氏の小説を原作にした映画で、女児誘拐事件の加害者の文(松坂)と被害者・更紗(広瀬すず)の15年後の再会を描く。

 観客からの質疑応答では、鋭い質問に松坂もタジタジ。15回鑑賞した観客からは、文の部屋に張ってある紙について「文がある紙を指でなぞるシーンがありますが、それは更紗が描いた紙なのではないかと想像しています」と質問され、松坂は「この場で明らかにするのもあまりよくない気がしてきた」と煙に巻く場面もあった。

 また「脚本や原作を読んだ感想」について質問された松坂は「脚本を読んだ時、文字では伝わるけど自分の言葉で言い表すことができない感情をどう表現すればいいのかと思うところはあった。『まいったなー』と思った」と赤裸々に語った。