フィギュアスケート界の〝絶対王者〟羽生結弦。2014年ソチ五輪、18年平昌五輪の金メダルを写真と記事で振り返る。

伝説はここから始まった ソチ五輪で1回目の金

自信が垣間見えたソチ入り

 羽生は「目をつぶるとサルコーとトーループしか浮かんでこなかった。寝ている間はうなされていたけど、そんなに悪い夢は見ていないと思う。ジャンプは全部跳べていました」。世界が認める金メダル候補に焦りの色は何ひとつ見られなかった。

記事はこちら【羽生 機内の夢で「ジャンプ全部跳べた」】

史上初の100点超えを記録したSP

 フィギュアスケートの男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(19=ANA)が歴代最高得点の101・45点を叩き出し、首位に立った。国際スケート連盟(ISU)公認大会では史上初の100点超え。歴史的偉業を成し遂げた19歳は、14日(同15日)のフリーで日本勢今大会初となる金メダルに王手をかけた。

記事はこちら【「鍋」でスタミナ切れ克服した羽生】

 100点超えに「自分でも驚いた。ベストは尽くしたけど、もっとできた部分もあったと思う」

滑走後インタビューがこちら【羽生「いい精神状態になるには音楽は不可欠」】

 話題になったSPでの「へ」の字ポーズ(東スポWeb)
話題になったSPでの「へ」の字ポーズ(東スポWeb)
 圧巻の演技でオーサーコーチにこの笑顔(東スポWeb)
圧巻の演技でオーサーコーチにこの笑顔(東スポWeb)
フリーは苦戦も逃げ切りV! フィギュア日本男子では初の五輪金メダル

 フィギュアスケート男子で羽生結弦(19=ANA)が合計280・09点をマークし、今大会日本人選手金メダル第1号となった。史上初の100点超え(101・45点)を達成した前日のショートプログラム(SP)から一転して、この日のフリーではジャンプでミスを連発。一時は優勝を逃したかとみられたが、他の選手も得点を伸ばせず、逃げ切りで世界の頂点に。フィギュアの日本男子では五輪初の快挙となった。

記事がこちら【19歳の侍 羽生さらなる進化の予感】

 3年前の東日本大震災で被災。東北への思いをこう語った。「津波や震災について話すのは難しいけど、間違いないのはボクがリンクを失ったとき、多くの方が支えてくれたということ。東北を支えてくれたすべての方に感謝の気持ちを持たなければいけない」

滑走後インタビューがこちら【快挙の金メダル!羽生「東北を支えてくれたすべての方に感謝」】

 19歳のあどけなさも残る(東スポWeb)
19歳のあどけなさも残る(東スポWeb)
 滑走後はやりきったような笑顔を見せた(東スポWeb)
滑走後はやりきったような笑顔を見せた(東スポWeb)
 帰国後、金メダルを持ってこの表情(東スポWeb)
帰国後、金メダルを持ってこの表情(東スポWeb)

平昌五輪で2連覇達成! 男子フィギュアでは66年ぶりの快挙

平昌直前のNHK杯で右足靱帯損傷の大けが… 高橋大輔からも心配の声が寄せられた

 羽生は2017年11月9日、NHK杯の公式練習で4回転ルッツを跳んだ際に転倒。右足を痛め、しばらく立ち上がることもできなかった。この影響で9日夜の日本チームによる会見及び、10日午前中の公式練習を欠席、同大会の欠場を表明した。

記事はこちら【羽生結弦 右足関節外側靱帯損傷でNHK杯欠場】

 高橋大輔は「練習は再開したと聞いているが、どの程度までかは分からない。様子を見ながらなのかな。一番追い込むギリギリの時期にケガをするのは精神的に厳しいと思う。痛みをカバーして、またケガをするんじゃないかという不安もあるので。僕も同じタイミングでケガをしたことがあって、コーチに止められても不安を抱えて焦りで練習をしてしまっていた。苦しかった」と自らの経験を踏まえ、羽生を思いやった。

暗雲消し去る完璧な演技 〝ぶっつけ本番〟のSPはノーミスで111・68点

 世界中が驚嘆した。平昌五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)、右足首の負傷による欠場からぶっつけ本番で臨んだ羽生結弦(23=ANA)が圧巻の演技で自身の歴代最高得点(112・72点)に迫る111・68点を出し、首位に立った。

記事はこちら【羽生魅せた新伝説 どや!これぞ超人メンタル】

 滑走後、羽生は「特に不満な点もなく、疑問に思うエレメンツもなく、できたのでうれしい。滑走順やサポートメンバー、応援してくださるファン、日本、世界の方々。自分は恵まれているなと思った。明日も頑張りたい」と会心の滑走にも冷静だった。

滑走後インタビューはこちら【首位・羽生「明日は努力してきたことを結果に出したい」】

 4年前とは一転、オトナの演技を見せた(東スポWeb)
4年前とは一転、オトナの演技を見せた(東スポWeb)
 けがの影響を感じさせないジャンプ(東スポWeb)
けがの影響を感じさせないジャンプ(東スポWeb)
FSはややミスが出るも堂々の206・17点 連覇達成で高々と拳を突き上げた

 羽生は冒頭の4回転サルコー、4回転トーループを成功させると、4回転―3回転の連続ジャンプもきれいに決めた。後半、4回転ジャンプにミスが出るなどしたが、最後まで滑りきり、高々と拳を突き上げた。

記事はこちら【羽生66年ぶり五輪連覇 宇野が銀メダル】

 羽生は滑走後の笑顔について問われ「とにかく右足が頑張ってくれたと思ったし、ケガのせいで練習できなかったところもあり、たくさんの方に心配をかけた。今まで以上の強い応援、サポートがあったと思うので、そういうものに恵まれているなと」と振り返った。

滑走後インタビューはこちら【金メダル羽生 演技後右足に触れたのは「感謝の気持ちだけです」】

 「SEIMEI」を演じた(東スポWeb)
「SEIMEI」を演じた(東スポWeb)
 力強く拳を挙げた(東スポWeb)
力強く拳を挙げた(東スポWeb)
 2位の宇野昌磨と喜びを分かちあった(東スポWeb)
2位の宇野昌磨と喜びを分かちあった(東スポWeb)
初めて口にした夢 人類史上初の4回転半への挑戦が始まった

「夢はかなったという気持ちはありますし、やるべきことはやれた実感はある。ただ、やりたいことは残っている」。金メダルを手に臨んだ会見の席で、羽生が次なる目標を口にした。“人類未到”の4回転半ジャンプだ。「アクセルジャンプを得意として大好きでいられることに感謝しながら、4回転アクセルを目指したい」。1978年の世界選手権でバーン・テイラー(カナダ)が初めてトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させてから40年。フィギュアスケートを新たな高みに押し上げる。

記事はこちら【絶対王者・羽生結弦が金メダルで「救った人たち」】

 女子金・ザギトワとのツーショットも話題になった(東スポWeb)
女子金・ザギトワとのツーショットも話題になった(東スポWeb)
世界各地へ追っかけ 〝羽生マダム〟たちも躍動した

スケオタ女性が、その実態を明かす。「子育てとかが落ち着いた奥さんなんかは本当にセレブで、旦那のお金を使って世界中回ってます。数百万円単位を1年で使い切りますよ。そんな高貴なフィギュアマニアなんで、メッチャ高い観戦ツアー代とかも余裕なんです」追っかけファンの最たる目的は、日本国内のフィギュア大会ではなかなか撮れない、羽生らお目当て選手たちの写真だという。

記事はこちら【羽生追っかけファンのセレブな実態 旅費に年間数百万円】