小池百合子東京都知事が19日、東京・東久留米市長選(26日投開票)の候補者の応援演説を行った。7月の都議選でも選挙応援は行ったが、実際にマイクを握って訴えるのは1月の千代田区長選以来。それだけ力が入っているのは来年を見据えた動きにほかならない。
西武鉄道・東久留米駅にやって来た小池氏はブロッコリーを片手に「(過去の選挙で)ここで演説したのを覚えています。その時も何か緑のモノを持って来てくださいねって(お願いした)。今日はお持ちいただいたのかな。私は練馬のブロッコリーを持ってきました」とイメージカラーの緑をアピールした。
久しぶりの街頭演説にテンションは高め。コロナ対策には3回目のワクチン接種が必要と強調し、「(政府は2回目の接種から3回目までの間隔は)8か月という。それじゃダメなんです」と政府のケツをたたいた。また、ワクチンを確実に入手するよう政府に求めた。
小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会関係者によると、この日の演説は本人たっての希望だったという。「調整次第ですが、最終日までにもう1回応援に入るかもしれません」(関係者)と小池氏は本気モードに突入。都民ファ都議らも連日駆けつける予定で総力戦となっている。
最近、都民ファの周辺は騒がしい。国民民主党と勉強会を開き、連携を模索。荒木千陽代表は来夏の参院選に候補者を立てると明言しており、さらに同党運営の政経塾を来月1月からスタートさせる。
また、情報発信を本格化。SNSの活用はもちろんのこと、この日の応援演説の日程について所属都議がマスコミに電話をかけて知らせる“営業活動”までしていた。以前の都民ファにはなかったことだ。
別の都民ファ関係者は「来夏の参院選こそは国政進出をしたい」と意気込む。同市長選が来年を占うことになりそうだ。












