「アイドル界ナンバーワンのサッカー通」と評される人気アイドルグループ・日向坂46の影山優佳(20)。これまでサッカー元日本代表選手たちを熱いサッカー愛と豊富な知識で驚かせてきたが、長年にわたってサッカー番組MCを務めているナインティナインの矢部浩之をもうならせた。

2日に映画「さよなら私のクラマー ファーストタッチ」(11日公開)の完成記念イベントが都内で行われ、影山は同作の応援マネジャーとして登場。応援隊長を務める矢部と熱いサッカートークを繰り広げた。

「月刊少年マガジン」で連載していた女子サッカーを題材にした同名漫画が原作。映画では少女・恩田希が男子サッカー部で苦闘する中学生編が描かれる。

 影山は自らを主人公に重ねながら「5歳から小6まで地元のサッカーチームにいて、20人いる中で女の子は1人。男の子も体格が良くなって当たり負けしていた。どうすることもできない悔しさもあった」と明かした。

 ヒット祈願でクリスチアーノ・ロナウド(ユベントス)のゴールパフォーマンスを披露。「新監督で10連覇の期待がかかるシーズンで、監督の目線に立つと苦しい1年だったんじゃないかなと思う。チャレンジングな姿勢に心引かれました」などとユベントスのチーム事情について熱弁すると、矢部は「アイドルとは思えない」と舌を巻いた。

 サッカー関連のテレビ番組などに多数出演。元日本代表の北澤豪氏からは「今までのサッカー好きアイドルと一味違う。あらゆる角度からの視点、知識がある。恐るべしアイドル」と評された。

 アイドルと学業で多忙を極め、サッカーの最新情報を入手するのも大変そうだが、影山は「仕事というよりも、サッカー好きな皆さんが好きなものを見る感覚です。移動中とか見てますけど、全然楽しいですよ!」と笑顔であっけらかん。

“サッカー界の女神”としてますます露出を増やしそうだ。