【東スポ音楽館】演歌歌手・竹島宏がデビュー21年目に勝負をかけるシングルが「一枚の切符」(作詞・山田ひろし/作曲・幸耕平)だ。作曲家の幸氏のアイデアで、新たな歌謡曲の可能性を見せた楽曲になっている。

 ――新曲はどんな作品ですか

 竹島「昨年のシングル『プラハの橋』に続いてヨーロッパを題材にした作品です。歌詞の中にフランス・パリの有名な『マロニエ並木』が出てくるのですが、そのパリを舞台にしたラブソングになっています」

 ――いきなりサビの部分から歌が始まる

 竹島「幸先生のアイデアで、一番聴かせたいところを頭にもってきてインパクトをつけたいということでこの形になりました。最初はサビが頭にくる予定ではなかったのですが、メロディーが先に出来上がって、上がってきた歌詞を幸先生が見たときに、これはサビを頭に持ってきたほうがいいだろうって」

 ――演歌歌謡曲にしては珍しい

 竹島「幸先生がよくおっしゃっているのは、今は時代の流れが速いから、歌も頭からおいしい所を聴いてもらわないと、お客さんが飽きちゃうっていうこと。この『一枚の切符』がポップスのテイストが強いというのもあって、サビ頭の曲になったのだと思います」

 ――ファンの反応は

 竹島「サビから歌うということで、正直、不安だったのですが、想像以上に皆さんが前のめりになって応援してくださっているんです。前作の時に、ファンの方から“ようやく私たちが聴きたかった歌謡曲を歌ってくれた”という声は多かったので、その流れもあると思います。不安だったサビから始まる部分も、心をつかまれたっていう方も多く、心強かったですね」

 ――ちなみにパリに行かれた経験は

 竹島「ないんです。プラハもないですし、そもそもヨーロッパに行ったことがない。ファンの方はパリに行ってプラハに行ってというツアーがあったらいいですねと言ってくださるので、実現できればうれしいです」

 ――24日には東京・恵比寿でデビュー記念日のコンサートを行う

 竹島「21年目の最初のコンサートとなりますが、歌をしっかり聴かせるというコンサートにしたいと思っています。昨年の『プラハの橋』から“大人の歌謡曲”をしっかり歌えるようになりたいと思っているんです。今後の方向性でもあるのですが、今回のコンサートでは、前作と『一枚の切符』の2曲を通じて、竹島宏ってこういう世界観をつくる歌手だよねっていうことを見せられるものになったらいいなと思っています」