タレントの長嶋一茂(55)が9日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演し、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平のMLBオールスター戦でのホームラン競争優勝に太鼓判を押した。

 長嶋は「取るだろうね、普通にいったら。単打よりもすでに実戦でのホームランが多いわけだから。当たれば本塁打という論理から言うとバッティングピッチャーのボールは遅いわけですから。当たる=フェンス越え。この論理しかないでしょ」と私見を述べた。

 長嶋の心配はそれよりも大谷の疲労。「みんな楽しみにしてるんですけど結構過酷なホームラン王争いなんですよ。1回3分かかる。その中で1本、確か134メートル以上のホームランを打つと30秒加算される。2本打っちゃったら4分打たないといけない。バッティングピッチャーが投げるボールってインターバルがあまりなく回転数が早い。疲れるから辞退する人たちがいるってのは後半戦に影響するというのがある。大谷君は全力で打たなくても普通にフェンス越えする。打球速度が190キロぐらいあるわけだから7割ぐらいの力で十分フェンス越えするのでそっちでいってほしいな」と7割の力でのスイングを推奨した。

 続けて「『思い切り飛ばしたい』って大谷君言ってたけど大丈夫です、そんなに飛ばさなくても。7割ぐらいの力で。後半戦にとにかく負担かけないように乗り切ってもらいたいなと思う」と思いやっていた。