さんまも松本も契約を交わしていない?「吉本芸人は首輪のついていない野良犬」

2017年04月01日 16時30分

明石家さんま(左)と松本人志

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】かつての日本の芸能界では、芸人が事務所に所属しても、契約書を交わさず、口約束のみで済まされることが多かった。

 土田晃之(44)は若手のころ、契約書がないことにビックリしたようだ。「本当に口約束ですから。俺だって、太田プロライブに素人でオーディション受けて通って、ライブで優勝したりして『来月から所属で』って言われて…」

 相方と2人で東京・四谷の事務所に印鑑を持って行くと「社長と副社長に会って『4月からU―turnはウチに所属ということで。よろしくね…。はい、じゃあ帰ってよろしい』って。『エッ!! ウソ!? なんか書いたりとかは…』と思ったけど『もう大丈夫だからね。帰っていいから』って。そんなんでしたから」と土田は当時を振り返る。

 明石家さんま(61)も吉本興業と契約を交わしていないとか。「今、吉本にいるだけでもちろん契約もしてないし、だから、正確に言うと吉本から仕事を頂いているっていうバージョンになるんですね」と語っており、実際、自分の事務所を別に構えている。

 極楽とんぼの加藤浩次(47)は事務所に対し「契約もしてなければ、何もしてないし。俺は吉本さんのことを(仕事をたくさんくれる)お得意さんだと思ってる。そう思った方がいいんじゃない?」と割り切っている。

 ダウンタウンの松本人志(53)も契約書を交わしていないといい、吉本芸人のことを「まじめなだけ…首輪がついてないのに、ずっとそこにいるっていう。何もついてない、野良犬なんですよ。でも飼い主が歩いてたら、その横を歩くっていう。ホントに従順なね」と例えている。

 松本は契約書を交わしていないのだから「クビ」や「契約解除」の概念があることにも違和感を感じているようだ。

「ノンスタイルのあいつ(井上裕介)かて、なんやクビやみたいな、クビも何も、クビって言いだしたら、全員、もともとクビないから(笑い)」と声を大にする。

 時がたち、冒頭の土田は現在、事務所と契約書を交わしているという。

「代替わりした社長はちゃんとしてるから『(契約を)ちゃんとやろう』ってなって。そしたら、我々は野放し状態で育ってきてるから『ヤダ。こんなん書かない』って言ったの。しかも、細かい字でビャ~ッて書いてるヤツがあって。『こんなズルいことある? 今まで15~20年やってきてんのに、こんなん知らんって』って。そしたら、笑福亭笑瓶さんも同じ感じだったの。『なんやねん、これ。いまさら』って」と、契約を結ぶことを面倒に感じたようだ。
 土田は「ウチの事務所は僕が入った25年近く前は、同好会みたいなところがあったのかな。太田プロは今はちゃんとした企業として契約もして、給料の取り分とかもあるからね」と、事務所の現状を語っている。

☆プロフィル=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳の時にラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。