報ステ・テレ朝を糾弾する江川紹子氏に山口敏太郎氏が反論「理解していない」

2019年03月28日 16時30分

江川紹子氏

 オウム真理教事件などの追及で知られるジャーナリストの江川紹子氏(60)が、ツイッターでテレビ朝日系「報道ステーション」に苦言を呈し、話題になっている。同番組ではスプーン曲げで知られるユリ・ゲラー氏(72)が英国のEU離脱を阻止するため、超能力を駆使しているとの内容を25日、放送した。

 これに江川氏は「英国のEU離脱問題で、ユリ・ゲラーを持ち出す報道ステーションは、報道番組と名乗るのはやめるべし。テレ朝は、ワイドショーでオウムに好き放題しゃべらせる最悪の事態を招き、看板の朝生(「朝まで生テレビ!」)でもオウムを招いてその宣伝番組を行い、若い人を入信させる手伝いをしてしまったことを反省してないらしい」と厳しく批判した。

 江川氏の意見に対し、オカルト研究家の山口敏太郎氏は「現代のオカルト事情を正確に理解してないのでは!?」と語る。山口氏はオウム事件の後にオカルト、ホラー作家としてデビューし、かなり苦労した。

「コンプライアンスをクリアし、テレビやラジオなどに出るためにオカルトを健全なエンターテインメントにする作業を行った。すでに分かっているオカルトの真相や霊能者のトリックをできる限り暴露し、インチキなUFO、心霊、未確認生物の映像を告発しました」

 一方で、山口氏はオカルトでギャグを飛ばすなど、笑いも提供。

「妖怪を民俗学によって解説し、未確認生物は生物学に立脚して説明し、盲信的でないオカルトを話してきました」と約20年をかけ、家族で楽しめるオカルトをつくってきた。

 それだけに「今やユリ・ゲラーの言ってることを日本人の大部分が真剣に信用したりしません。良い意味で日本人がオカルトに対して免疫ができ、冷めたスタンスで楽しむ土壌ができている。報ステがユリ・ゲラーを放送してもジョークだと思うわけです。明らかに時代は変わっている」と話している。

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