米国・AEWの「DYNAMITE」&「COLLISION」3時間スペシャル(オハイオ州クリーブランド)が、14日(日本時間15日)に放送され、AEWインターナショナル王者のオカダ・カズチカ(38)が、再び最高峰王座挑戦権を獲得した。

 6日(同7日)の「AEW グランドスラム」(パリ)では、AEW世界王者ウィル・オスプレイに挑戦。新日本プロレス時代からのライバルと超ハイレベルな激闘を繰り広げたが、惜敗を喫し同王座初戴冠を逃した。そのオスプレイは次回PPV「レッスルドリーム」(17日=日本時間18日、フロリダ州オーランド)で、新たな試合形式「クロックワーク・カーネイジ」で防衛戦を行うことが決まっている。

「クロックワーク・カーネイジ」とは、8選手による時間差入場の勝ち残り戦と、15分間のポイント争奪戦の2段階で争われる試合形式だ。ガントレットマッチとアイアンマンマッチを組み合わせた究極の持久力勝負となり、王者から直接勝利しても勝者とは限らない特殊なルールとなる。オカダはこの日、「クロックワーク・カーネイジ」出場と、自身のインターナショナル王座をかけてマイロン・リードと対戦した。

 序盤から余裕しゃくしゃくの表情でリードを攻め込み、得意のレインメーカー式中指ポーズも披露。場外で強烈なノータッチ式のトペ・スイシーダを浴びるも、リング内でカッター攻撃をキャッチしてからツームストーンパイルドライバーを放ち、すぐさま逆転する。

 ポイズンラナをくらってピンチに陥る場面もあったが、コーナー上段からの450°スプラッシュを自爆させて豪快なレインメーカー一閃。リードの体を1回転させて3カウントを奪い圧勝した。オカダはインターナショナル王座の防衛を果たすとともに、オスプレイへの再挑戦権も獲得した。

 一方、オカダと敵対するKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)もブライアン・ケイジを変型ドラゴンスリーパーで撃破。予選を突破して「クロックワーク・カーネイジ」進出を決めた。同戦には王者オスプレイ、オカダ、竹下、サモア・ジョー、アダム・コープランド、マイク・ベイリー、リコシェ、ダービー・アリンの強豪8人が出場する。

 メインでアリンが出場権をゲットした後には、オカダがすかさずリングに乱入して襲撃。オスプレイもリングインしてオカダに襲いかかると、「クロックワーク・カーネイジ」出場者が次々に現れて大乱闘となった。オカダはWWE殿堂者エッジのコープランドに必殺のレインメーカーを決めて存在感を示したが、異色ルールで行われる〝オールスター王座戦〟は壮絶な死闘となりそうだ。