ボートレース住之江の「にっぽん未来プロジェクト競走in住之江」は11日、予選2日目を開催した。

 富永夏哉人(23=佐賀)は1Rで5コースから握って3着を確保すると、3号艇で臨んだ6Rでは外マイ不発で後方追走の形になったものの1周2Mで鶴本崇文が転覆失格したことで3着が転がり込んできた。「着順は何とか耐えてる感じ」と表情に余裕はないが、ここまで3走してオール3着と大崩れは避けている。

 2連率30%の18号機は「ターン回りを求めて調整しているけど逆にオリジナルタイムに色が付いて伸びが良くなった。もう少し押し感が欲しいので、そこを求めてやっていきます」と手前の足の底上げを目指す。

 今年はからつのフレッシュルーキーに初選出されており、4月の芦屋一般戦ではデビュー初優出初Vを達成。その時はスリット通過後に中辻崇人と今垣光太郎が接触してともに失格(中辻が転覆、今垣は落水)となる波乱もある中、6コースから冷静にまくり差してチャンスをモノにした。

「芦屋で優勝できたのはよかった」と振り返りつつも「でも自分にはどこかを意識すると他の部分がおろそかになるクセがある。だからムラをなくしたい。今は自分の課題を一つずつクリアしていく段階です」。浮かれることなく自分を見つめ直している。

 勝率に関しては「2026年前期勝率が5・01。一瞬だけ5点台に乗ったけど、そのあとは4点台をウロウロ。新燃料のバイオ燃料が導入されていく過渡期と重なってとにかく調整で苦労してますね」と明かす。

 師匠は深山祐二。「電話やラインで連絡を取ることが多いです。まずは来春のバイオ燃料への完全移行までにペラ調整の引き出しを増やしておこうと師匠と話してます」と師弟で対策を練る。

 まずはデビュー2回目の優出を目指して予選後半戦での好走を目指す。