DeNAは10日、「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」ファーストステージ初戦の巨人戦(東京ドーム)に2―1で競り勝ち、ファイナルステージ進出に王手をかけた。
勝利の立役者は、リードオフマン・度会隆輝外野手(24)だ。1―1の9回一死で迎えた第4打席、巨人の守護神・マルティネスの152キロの高め直球をとらえた。高く舞い上がった白球は右中間スタンド最前列に突き刺さり、値千金の決勝弾に。敵地に詰めかけたベイ党から送られる割れんばかりの歓声の中、右手で力強く掲げダイヤモンドを一周し、ベンチでは手荒い祝福を受けた。
試合後「マルティネス投手は12球団を見てもトップに入る投手。挑戦者の気持ちで、どんな球でも食らいついて、気持ちでいくぞっていう〝本能〟で打席に入った。体が反応してくれて、打ててよかった。(喜びすぎて)酸欠になりました(笑い)」と冷めやらぬ高揚感をにじませた。
これには首脳陣も太鼓判。相川亮二監督(50)監督は「こういう舞台、彼は得意というか。期待できる選手」と評価。鈴木尚典一軍打撃戦術・育成コーチ(54)も「最後大事なところで打ってくれてよかった。〝使わざるを得ない選手〟になりなさいと言い続けてきた。今日は一番大事な試合で打ってくれた。褒めてあげたいですね」とうなずいた。
試合は両軍が初回に1点を挙げて以降、8回までスコアボートに「0」が並ぶ息詰まる投手戦に。牧の先制弾で援護を受けた先発・東は、初回先頭の吉川に二塁打を許し、泉口の一ゴロ間に1点を失うも7回5安打1失点の好投。チームは守備からリズムをつくり、劇的な勝利を呼び込んだ。












