打倒VIVANTだ! 日本テレビが総力を挙げる連続ドラマ「俺たちの箱根駅伝」(土曜午後9時)が、いよいよ10日にスタートする。原作は大ヒットドラマ「半沢直樹」などで知られる池井戸潤氏。下半期のドラマではTBS系日曜劇場「VIVANT」が独走しているが、業界では「ストップをかけるなら〝オレハコ〟しかない」の声が聞こえてくる。日テレとTBSの〝ガチンコ対決〟の行方は――。
もっか社会現象にもなっているのが、堺雅人主演の「VIVANT」。TBS系日曜劇場で7月26日にスタートし、異例の2クール放送となっている。
「1話1億円」とも言われる制作費、長期海外ロケ、そして堺を筆頭に阿部寛、二宮和也、松坂桃李、二階堂ふみら豪華俳優陣で大きな話題となっている。初回視聴率は驚異の18・8%を記録。直近4日放送も15・4%で、全話15%超えを継続している(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。下半期のドラマはVIVANT一色かに見えたが…。
強敵となりそうなのが、日テレが総力を結集する連ドラ「俺たちの箱根駅伝」だ。VIVANTとは放送枠は違うが、視聴率や話題性で〝食う〟可能性があると業界でささやかれている。
同作は箱根駅伝を「走る者」と、それを追う「テレビマン」の視点から描く群像劇。主演は大泉洋で、共演には山下智久や伊藤沙莉、寺尾聰らビッグネームが並ぶ。主題歌は桑田佳祐が歌う。
テレビ関係者は「各大学のランナー役にはイケメンがズラリ。女性人気も期待できそうです」と話す。
箱根駅伝は日テレの金看板。毎年1月2日~3日に放送され、正月の風物詩として、視聴率は安定して25~30%をたたき出す。
「その箱根駅伝がドラマ化されるのですから、無様な結果は絶対に許されない。プロモーション費用は通常ドラマの5倍となる1億円を投入したといいます」(同関係者)
脚本担当の一人は現役大学生の鈴木すみれさん(22)。14歳で「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞し、昨年、女優Koki,主演で公開された映画「女神降臨」の脚本を手掛けた。
「大物脚本家ではなく、あえて伸びしろ十分な鈴木さんに任せた。台本を見た大泉さんは『すごい子、出て来たね』と驚いていたとか」(芸能プロ関係者)
VIVANTが出演者を小出しにしたのと同様に、オレハコにもシークレットゲストがいるそう。同関係者は「実は当初のキャスティング表には村上虹郎さんの名前がありましたが、6月に元交際女性への暴力が明らかになり、白紙になりました。撮影済みのシーンは代役を立てて撮り直しになったと聞いています。撮影はアクシデントをものともせず、順調に進んでいます」と明かす。
村上をめぐる話について日本テレビは取材に「番組制作過程の詳細につきましては、従来お答えを控えさせていただいております」とコメントしている。
主演の大泉は9月に行われた制作会見で、VIVANTを引き合いに「土曜夜9時です!」と猛アピール。オレハコはVIVANTの独走を止めることができるか――。












