NHK大阪放送局は8日、同局制作の朝の連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜日午前8時)に出演中の俳優・渡部篤郎のコメントを発表した。
同作は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた山口・岩国市出身の作家・宇野千代をモデルとした葉野珠(石橋静河)の物語。渡部が演じるのは、珠の父親・葉野清治だ。岩国でも有数の蔵元「葉野酒造」の長男にもかかわらず、実家を継がずに暮らしている。それでいて珠をはじめ家族のしつけに厳しい。
役柄について渡部は「作品をご覧になった方が清治をどういう人物だと受け止めてくださるかが大事だと思っています。いろいろな捉え方や自由に感じられるのがドラマや映画の良さなので、最後までひどい父親だと思われても構いません。そのくらいの覚悟で臨みました」と話した。
ただ、「私から見ると清治は魅力のある人物です」として「嫌なやつなのかそうでないのか、興味を抱かせる存在だと思います。珠やリョウさん(珠の継母・国仲涼子)、周囲に対して厳しいことも言いますが、人を守ろうとする気持ちは強いのではないかと思っていて、そこは意識して演じました」。
続けて「人は一人の中に欠点と人を思う気持ちの両方を持っていて、現代では受け入れがたい言動もありますが、それでも自分の生き方を貫きながら苦しみ、幸せを見つけていく人物だと思っています」と明かした。
そして「無謀なことを言う父親と、それを受け入れている家族ではありますが、一人ひとりが深い愛情を持っているように感じています。決してそれを強く押し出しているわけではありませんが、視聴者の皆さんに感じ取っていただける部分なのではないかと思います」とアピール。
最後に「清治から娘や息子たちへの思い、そしてリョウさんから珠や清治への思いなど、葉野家それぞれの思いを感じとっていただけたらうれしいです。そして、この作品が少しでもご覧になる方の生きる力になれたらと願っています」と語った。












