OSK日本歌劇団が、北陸最大のレビューショー「第46回たけふレビュー『Moonlight~奏夜曲~』」(10月9日~11月8日、福井・越前市文化センター)を行う。同歌劇団が毎年「たけふ菊人形」の期間中に公演しているもので、今年は15人が出演。そこで主演の華月奏、そして唯城ありすがこのほど公演の見どころや同歌劇団の今後を語った。
レビューショーとは、歌やダンス、演劇を組み合わせて華やかな衣装や舞台で見せる、総合エンターテインメント。今年の公演は華月を「月」に、出演者たちを「星」に見立てて大人のロマンあふれる、きらびやかなレビューショーを届ける。キレのあるパフォーマンスや次々と替わる衣装は見逃せない。
華月は「クラシックの中でも“月”をテーマにした曲をベースにさまざまなアレンジでお届けする45分間のショーとなっています」とアピールした。
華月が出演するのは今年で9回目。すでに福井県は“第2の故郷”だ。
「1か月間、住み込むので、ごはんを食べに行っても地元の方が声をかけてくださります。ステキな場所がいっぱいありますし、事あるごとに武生の良さを伝えようって思うくらい、本当にステキなところです」
そう言うと、ユネスコ無形文化遺産に登録された、越前和紙の名刺入れを誇らしげに見せた。
一方の唯城にとっても、同公演は代表作。それだけに「今年も出演することが決まった時に、みなさまにお会いできるという気持ちがすごく高まりました。待っていてねって気持ちをお伝えしたい」と気合十分だ。
その上で「OSKならではのラインダンスという、全員が足を顔の前まで上げるダンスやお客さまと一緒に“やんしき節”(福井の民謡・盆踊り)を楽しむ場面も見どころの一つになっています」と話した。
OSKといえば、2023年度後期のNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の印象が強い。同歌劇団のOGである歌手・笠置シヅ子をモデルに描かれているため、現役の団員たちもかかわったのは記憶に新しい。
出演した唯城は「劇団員役で当時の学校や舞台のシーンに出させていただきました。ドラマはシーンごとに撮影するので、女優さんはお気持ちをつくるのすごいなと。舞台とは、似ているようで違うんだと思いました」と明かした。
華月は舞台のシーンのほかに女優の代役もしたという。
「ドラマ撮影だからこそ、いろいろな角度から撮影していただいて、(放送を見て)こういうふうになるのかと客観的に見ることができて、いい経験をさせていただきました」
OSKの認知度が高まるなら、テレビドラマでけではなく、バラエティー番組への出演にも前向きだ。
華月が「私たちにできることはやりたいですし、それが私たちの可能性を広げてくれるとブギウギを通して感じたので、どんなチャンスも逃さずにいきたい」と意欲を示せば、唯城も「(劇団員は)運動神経が良い子が多いので、SASUKEとか出たら面白そう」と声をそろえた。
今後、OSKのさらなる活躍に期待したい。
華月奏(はなづき・そう)4月21日生まれ。愛知県出身。2009年にOSK日本歌劇団に入団。09年「春のおどり」で初舞台。代表作「HIDEAWAY~ハイダウェイ~」。好きな福井グルメは越前おろしそば。
唯城ありす(ゆしろ・ありす)1月28日生まれ。埼玉県出身、16年にOSK日本歌劇団に入団。同年「春のおどり」で初舞台。代表作「たけふレビュー」。好きな福井グルメはボルガライス。












