ロックバンド「SOPHIA」のボーカルで俳優の松岡充と丸尾丸一郎が9日、大阪市内で行われた歌劇「Vol.M『UME―今昔不届者歌劇―』」(2月15日から東京・サンシャイン劇場ほか)の取材会に出席した。
松岡と丸尾が2017年に立ち上げたプロジェクト「Vol.M」による8年ぶりの公演だ。R-1グランプリ2024・王者の街裏ぴんくやシンガー・ソングライターのBeverly、阪本奨悟といった、さまざまなジャンルで活躍するアーティストが出演する。
同作は、ひき逃げ事件で殺された妻の生命保険の受取人が、書き換えられていたことから物語が展開する。松岡は現代の場面で梅本、江戸時代の場面で新之助(吉宗)を演じる。
同作について松岡は「舞台自体が虚像の世界になっていて、さらに劇中劇が物語になっている。日本人が作ったもので世界に行きたい」と意気込んだ。これから同公演のために楽曲を書き下ろす予定だ。
丸尾は「今だったら松岡さんと対等に音楽について向き合えると思った」とし、23曲もの楽曲を織り込んだ公演になると明かした。
街裏ぴんくを3役にキャスティングした理由について「彼の漫談の世界観が完全に一人芝居だったんです。R―1チャンピオンになる前に見ているんですけど、彼の漫談の中に観客を引き込むその世界観は人間賛歌。人間の陰の部分を出して笑いに変えている」と評した。
さらに子供のころに笑福亭鶴瓶が出演していた「鶴瓶・上岡パペポTV」に影響を受けたと明かした上で「鶴瓶さんの面白いんだけど、ちょっと怖い感じを今の街裏ぴんくさんに感じて、この人は俳優がすごくできる人なんじゃないかと思い、お声がけさせていただいた」と説明した。
今回、東京・サンシャイン劇場(2月15~23日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(2月27日~3月1日)、和歌山・紀南文化会館 大ホール(3月7日)の3会場で上演される。
和歌山公演が実現したことで、松岡は「ファイナルということ、僕自身、特に和歌山・田辺のみなさんと交流がありまして、盛り上げていきたい。チケットを持っている人が会場に入った瞬間に物語に入り込むようなことを和歌山でやりたい」と気合十分。現在、和歌山の自治体や企業担当者と企画中だという。












