ジャニーズ事務所の「Ｋｉｓ―Ｍｙ―Ｆｔ２」（キスマイ）の横尾渉（３６）が２６日、結婚を発表した。お相手は６年間交際していた年下の一般女性。この結婚がキッカケとなり、キスマイに大きな〝地殻変動〟が起こりそうだ。
横尾は公式サイトで「私事で恐縮ですが、この度、横尾渉は結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます」と発表。「まだまだ未熟ではありますが皆様に楽しんでいただけるようひとつひとつのお仕事に真摯に向き合い、さらに一層精進して参ります」と誓った。
横尾の熱愛が発覚したのは一昨年７月。写真誌「フライデー」に結婚相手の女性との交際が報じられた。「横尾はフライデーの直撃に『中途半端な気持ちじゃないです』と真剣な交際であることを認めた。このような形でジャニーズタレントが女性との交際を直接、認めることはかなり珍しく、注目された」（芸能関係者）
世間的には〝男らしい〟対応に映ったが、ジャニーズの幹部らの逆鱗に触れた。「横尾の交際が発覚したのは、グループとして１０周年という節目の年。その年の８月にはベスト盤を出すなど、グループとして『これからいくぞ！』というタイミングでした。それだけに、交際というナーバスな問題を事務所に相談なく勝手に認めちゃったということで、事務所の上層部は怒っていました」（芸能プロ関係者）
横尾はキスマイから派生した４人組ユニット「舞祭組」のメンバーとしても活躍していた。ただ一方で、ソロではあまり目立った活動をしていなかった。「この一件でジャニーズでの横尾の扱いは悪くなり、ソロの仕事はほとんどない状態でした。今はジャニーズのタレントが結婚するのは珍しくなく、ダメだというわけでもないですが、事務所内での立ち位置を考えると今後退所という話が出てきてもおかしくない」（同）
このような話が飛び交うのも無理はない。なぜなら昨年１０月にジャニーズ副社長でジャニーズアイランド社長だった滝沢秀明氏が退任した際、退所者が出るグループとして真っ先にキスマイの名前が挙がっていたからだ。
「キスマイにはジュニア時代からタッキーを慕うメンバーもいて、タッキーが事務所幹部になるといい仕事を回してもらっていた。タッキーが辞めるあたりから、そのメンバーは『やってられない！』と投げやりになっている。だからそう遠くないうちに退所するとみられている」（同）
２０１１年のデビューから７人で活動してきたキスマイが大きく揺れている。
