DDTのGMを務め、試合や会見での華麗な進行で人気を集めている今林久弥氏(49)が、年内で退社すると発表した。

 22日の会見で「ちょっとすみません。私の方から、ちょっと個人的なご報告をさせてください」と切り出し、「実家が九州の福岡で、両親が今2人だけで暮らしているんですが、なかなか高齢にもなってきまして。さすがに現実に向き合わなければいけないかなという思いに至りました」と語った。

 続けて「自分が九州の実家と行ったり来たりすることになり、今まで通りDDTの社員として働き続けるのが難しいかなという話になりまして、年内いっぱいで退社をさせていただくことになりました」と発表した。

 今林GMは1991年に劇団「双数姉妹」に入団後、舞台やテレビで活躍。友人のマッスル坂井に誘われ2005年「マッスル4」でマッスル総合演出家・鶴見亜門として登場した。役者経験を生かした独特な節回しと異彩な存在感を放ちファンから支持を得た。

 その後、10年のマッスル坂井の引退に伴い、同年8月の「新GM決定ロイヤルランブル」で代理の坂井が優勝を果たしDDTのGMに就任。7年間務めた後、アシスタントプロデューサーとして業務をこなしていたが、21年に再びGMに昇格。現在は広報と兼任して活動している。

 プロレス業界と関わり17年目となる今林GMは寂しげな表情を浮かべながら「ドラマチックドリームチームの一員であるっていう思いは変わりませんので、引き続きよろしくお願いいたします」と頭を下げ、後任については未定とした。