故人が歌謡界を再び活性化させる! 2009年5月に下咽頭がんのため亡くなった作曲家・三木たかしさん(享年64)の七回忌が8日、都内のホテルで行われ、五木ひろし(67)、石川さゆり(57)など約200人が出席した。
石川は、三木さんが生み出した「津軽海峡・冬景色」を歌った。これまでに三木さんから104曲の楽曲を提供されたが「もっともっと書いてほしかった。いただいた曲を大事にしていきたい」と語った。五木は亡くなる直前の08年に三木さんが作曲した「凍て鶴」を“献歌”した。
七回忌は「改めて三木たかしを聴く会」と題され、恵理子夫人(39)が遺品の中から発見した遺作が初披露された。遺作は331曲にもおよび、その中から、三木さんが歌っている「一番きれいな花(仮)」や、新たにスタジオミュージシャンがレコーディングした「弱虫(仮)」など計6曲が流された。
発起人の一人で音楽評論家の小西良太郎氏は「これは七回忌でもあり、プロモーションの場でもあります。まだ死んでない三木たかしの曲を世に送り出してほしい」と開催意図を語り、五木は「どの作品も今こそ必要な歌謡曲のメロディー。世に送り出したいという気持ちもある。改めてじっくり聴きたい」と歌唱参加に意欲を見せた。
披露された6曲を含め、331曲の中から厳選された39曲が収録されたCDが会場で配られた。音楽関係者は「各社が手を挙げて誰に歌わせたいという形をとっている。かつてヒット曲を出そうと、熱かったレコード会社のころに戻ってほしいという意図もある」。三木さんの楽曲の争奪戦で、低迷が続く音楽業界を再び盛り上げるという。












