お笑いタレントの今田耕司が13日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。小中学生の美容整形に肯定的な意見を示した。

 この日は、夏休みの時期とあって子どもにまつわるニュースを紹介。その中で小中学生の間で増えている美容整形が「あり」か「なし」か議論になった。同番組の取材に応じた医師によると、週3~4人の小中学生が来院しほとんどが女子。「二重埋没法」の依頼が多く、7歳で手術したケースもあるという。

 今田は「あり」の札を提示。小学生には疑問を呈しつつも「(中学生は)思春期のコンプレックスっていうのが(大きい)。いくら『中身や』って言われたとて、自分の持ってるコンプレックスの劣等感みたいなんは、多分他人には分からへんのかなと思う」と私見を述べた。

 器具を入れるような本格的なものは「反対」とも語ったが、〝プチ整形〟には肯定的で「二重やと早い段階でしたほうが馴染みもええ」。本人も一重まぶたがコンプレックスだったが、40歳過ぎてまぶたに脂肪がたまり「突然二重になった。神様がギフトくれたと思った」と笑わせた。

 しかし、そこまで思春期の子どもは待てないとも指摘し「SNSとか今の時代の流れで言って『見た目じゃなくて中身だよ』が通用したのって昭和、平成の最初のほう」とズバリ。「やっぱり会社ひとつ、面接ひとつ取っても、現実的に見た目で比べられたりとか。能力一緒やのにそれで負けたらやっぱり悔しいし。『それを凌駕するぐらい能力を自分でつけよう』って思えるバイタリティーのある人ってかなり少ないのかなと」と分析した。

 その上で「だったら余計なコンプレックスはなくして、自分の夢叶えるための努力したほうがええんちゃうかな」と〝あり〟とした理由を説明した。