小池百合子東京都知事(68)が21日、臨時記者会見を行った。この日、新型コロナウイルスに新たに感染が判明したのは392人。小池氏は「年末年始コロナ特別警報」を発していた。

 会見で小池氏が訴えたのは、医療従事者への感謝の気持ちだ。小池氏は「小中学生に感謝の手紙を送ることを呼び掛けたい。この時期ですから年賀状ですね」と宣言。なんと看護師などコロナ対策の最前線で働く医療従事者に、都内の子どもたちから年賀状を送らせようというのだ。

 この案に対して、リアルタイムで会見を視聴していたツイッターユーザーからは「ズコーッてなってしまった」「私が看護師だったら破り捨てるわ」「そのお金は誰が出すの」「バカにしてんのか」とネガティブなコメントが殺到している。

 もちろん医療現場にお金も出す。年末年始に営業する薬局や、コロナに感染した入院患者を受け入れる医療機関への協力金を用意している。

 小池氏が年末年始にかける思いは真剣だ。「静かな年末年始があったからこそ、2021年は穏やかに過ごすことができたねと思えるようにしましょう」と熱く訴えた。

 これから都内の小中学生は年賀状を書くのに忙しくなりそうだ。