〝燃える闘魂〟こと故アントニオ猪木さん(享年79)の宿命のライバルだった〝インドの狂虎〟タイガー・ジェット・シン(82)が、14年ぶりに来日して話題を呼んでいる。
「工藤めぐみ40周年記念大会~邪道姫伝説~」(17日、国立代々木競技場第二体育館)にゲスト参加。16日は猪木さんの墓所がある横浜市鶴見の総持寺を訪れ墓参りし、夕刻からは同大会の会見にも臨んで元気な姿を見せつけた。
会見後に取材に応じたシンは、お墓では「猪木が好きだ。とても強い男だった。どこにいても、安らかで幸せであることを願う」と伝えたという。さらには「これからもプロレスを見守ってほしい。特に女子選手たちを。彼女たちは本当によく頑張っている。猪木はいつも彼女たちを支えている。私のことも支えてくれている。だから私たちも、みんなで力を合わせ、今回の大会を支えたい」と、ゼロワン・工藤めぐみGMの記念大会についても報告した。
〝狂虎〟は意外なほど女子プロレスの発展を評価したが、墓参り後は息子のタイガー・ジェット・シンJr.、孫のサージェンさんと「伊勢丹前襲撃事件」の現場、伊勢丹新宿店にも出向いた。1973年11月の来日でプライベートの猪木さんと当時の妻、倍賞美津子を路上で襲撃した日本プロレス史に残る事件。シンは「今日はとても興奮したよ。家族にこの場所を見せたかった」と話したが、なんと「邪道姫伝説」に出場するトップレスラーのSareeeと偶然出くわしてあいさつされた。
猪木さんを尊敬するSareeeが「明日、私の試合も見てください」と話すと、シンは「猪木さんや私たちがしてきた闘いの魂のプロレスを、頑張って大切に広げてください」と〝太陽神〟にエールを送った。
傘寿を超えた〝狂虎〟だが、プロレスへの思いは変わっていない。












