日本ハム・達孝太投手(22)が11日、西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦(ベルーナ)に先発。6回3安打無失点(7奪三振)の好投でチームに勝利を導いた。

 立ち上がりから直球と多彩な変化球で西武打線を翻弄。3回までに5奪三振を奪うなど序盤は相手に付け入る隙を与えなかった。

 中盤5回には安打と死球で無死一、二塁のピンチを招いたものの後続をピシャリ。6回も二死一、二塁の窮地を背負ったが一塁・清宮幸の好守にも助けられ最後まで粘り強く得点を許さなかった。

「ボス(新庄監督)から試合前に『楽しんだらいいよ』と言われたので。普通に楽しんで投げていました。CSで打たれているイメージはなかったので。いいイメージのまま投げていました」(達)

 前日にチームは延長戦の末、サヨナラ負け。この日負けるか引き分けならCS敗退が決まる大事な一戦だった。そんな試合を託されただけに右腕は試合前からやや緊張気味。それでも前夜の試合後には「まずは5回無失点を目標にしっかり試合を作りたいです」とコメント。続けて「僕たちは3位チームなので挑戦者の気持ちで、気負い過ぎずに集中して投げます。このファーストステージを勝ち抜いて日本一を目指します」と好投を誓っていた。その言葉通りの投球に降板後のベンチでは安堵の表情が浮かんだのも無理はない。

 達は昨季、CSファイナル(対ソフトバンク)で2試合に登板。防御率0・77を残しながらも0勝1敗で白星を奪えなかった。この日が自身CS初白星となったが「(今季は)レギュラーシーズンでなかなか勝てなかったので。(今日の勝利で)3勝分ぐらいプラスしてほしいですね(笑い)」。

 最後はいつもの強気の姿勢で次戦の登板を待ち望んでいる様子だった。