人気俳優ベン・アフレックが、実の両親をわずか3か月の間で立て続けに亡くした悲劇がきっかけで、自分にとって何が最も大切なのかを改めて見つめ直すようになった経緯について、率直に語った。米芸能ニュースサイト「ページ・シックス」が6日、報じた。

 ベンは、今年4月と6月にそれぞれ父ティモシーさんと母クリスさんを2か月違いで亡くしたことを振り返った。

 ティモシーさんは4月に76歳で亡くなった。しかし、一家の長である彼の死は秘密にされ、ベンの弟であるケイシーが、9月の2026年のヴェネツィア国際映画祭で訃報を発表した。死因は明らかにされていない。

 一方、クリスさんは膵臓がんとの闘病の末、6月に83歳で亡くなった。クリスさんとティモシーさんは1970年代初頭に結婚したが、ベンとケイシーが十代になる前の84年に別居している。

「今年は人生において大きな転換期となる年だ」とベンは6日に掲載されたGQ誌のインタビューで語り、自身の幼少期や育ち方について深く考えざるを得なかったと説明した。

「それは大変なことだった。両親への感謝の気持ちは様々な形でわき上がってくるし、自分の死や人生、子供たちのこと、そしてこれからどう生きていきたいかを考えるようになるんだ。そして、私たちの人生はどれもはかないものだというまぎれもない事実が、否応なく突きつけられる」。

 さらにベンは自分に残された時間は「限られている」こと、そして年を重ねるにつれて人生に対する「答え」や解決策がもっと見つかるだろうという「若気の至り」が消え去ったことを悟ったと認めた。

「人生の終わりは、必ずしも知恵や決意に満ちているわけではない。人生で解決できなかったことは、解決されないまま残ることになる。そういう問題に直面すると、『残りの時間をどう過ごしたいのか』と考えるようになる。なぜなら、残された時間はそれほど多くないことに気づくからだ」。

 さらにベンは母親のクリスさんについて「本当に並外れて勇敢な人だった。彼女は本当に素晴らしい女性で、彼女の死によって、私は彼女と彼女の人生をより深く、より完全に感謝するようになった」と愛情を込めて語った。また両親が「予想以上に長生きした」ことを「幸運」だと考えているという。

 ベンは現在の自身の最優先事項は元妻ジェニファー・ガーナーとの間に生まれた3人の子供たち、ヴァイオレット(20)、セラフィーナ(17)、サム(14)だと明かしている。