タレントの久本雅美が1日、大阪市内で行われた「ワハハ本舗特別公演『最後のショービジネス』」(11月27~29日=大阪・森ノ宮ピロティホール)の取材会に出席した。

 同公演は、ワハハ本舗主宰で演出家の喰始が手がけるコンサートでもミュージカルでもお笑いライブでもないワハハならではのショーだ。

 今回のタイトルについて久本は「喰始も70歳後半。私たち創立メンバーも60歳後半。元気にみんなが舞台に立ってること自体が、もう奇跡。喰も私たちもいつどうなるか分からない。最後になるかもしれないという思いで全力でぶつかっていきたい」と意気込んだ。

 コンプライアンスに厳しい世の中だが、ワハハ本舗らしい舞台になりそうだ。「喰始は『基本的にはコンプラを考えたら舞台は何もできないので、あまり意識はしないように』と言ってました。私が『コンプラ大丈夫かな』って言ったら(喰が)『久本、それがお前の今の一番いけないところだ』って怒られました」と舞台裏を明かした。

 今回、東京(11月11~15日=シアターサンモール)から兵庫(2月14日=神戸国際会館)まで13か所、23公演を予定している。

 体調管理について聞かれると「無理無茶はしないように普段から体を鍛えたりとかいろいろやってますし、睡眠時間も気をつけます」と言ったが、夜走り(乗り物で夜通し移動すること)では、お酒を楽しんでいるとぶっちゃけた。

 森光子や黒柳徹子にリスペクトを感じ、生涯現役が夢だという。「動けるようにトレーニングをやったりとか、体が資本だと思うので、努力しています」

 伊東四朗が来年6月15日の卒寿(90歳)で芸能活動を引退すると宣言したことについて、「私、本当にすごいと思う。私いつも『お父さん』って呼んでたんですけど、伊東さんが90歳で引退って言い出されたのは、何か思うことがおありになってたと思うんです」と話し、「ラサール石井さんの舞台に一緒に出ていた時に、出てきただけで笑いを取って、ああいうふうになりたいって。あれが本当の喜劇人」と絶賛した。

 久本は推測だと前置きしたうえで「納得できるかできないかってことで、潮時だなと思われたのかな。私自身も生涯現役だけども、お客さまの前に出て、自分が納得できるものができないものかっていうのは大事なことだと思うので。きっと私が引退宣言をするときは、そこを基準にしていくだろうな」と語った。