元吉本興業会長の大﨑洋氏が1日、大阪市内で行われた「一般社団法人GeeSPORTS協会 設立発表 記者会見」に出席した。

 同協会は、日本発祥のシニア向け多世代融合型eスポーツ「GeeSPORTS」で孤立などの深刻な社会課題を解決するために設立。自治体単位の代表チームを軸とした地域密着型モデルを通じて、シニア・若者・地域住民が交流し、2030年には世界規模の「World Championship」開催を目標としている。

 昨年開催された「大阪・関西万博」で1回目のGeeSPORTS大会を開催した。大会で使用されたゲームの開発にも携わったという。「僕が年寄り代表なんで『こうする動作はできるけど、これはできへん』とか言いながら開発のところから意見を言わせてもらいました」

 大会本番では「優勝なさった方たち、認知症が少し入った方もいらっしゃった。(おばあちゃんが)見事にごあいさつされて。お子さんやお孫さんが感動して、僕なんかももらい泣きした」と語った。

 eSPORTSとの違いは、ゲームタイトルやプレーヤー個人の技量ではなく、3人が協力しないと絶対勝てないチームワークを重視したゲームの仕様と性別、国籍、多世代での交流を可能とし、自治体にスポットが当たるところだという。

 同協会の理事で滋慶医療科学大学大学院医療管理学研究科の岡耕平教授は「10代の子供と80代の方が対戦すると若い方が有利ということが生じるんですけど、分けずに一緒にプレイするというのが大事だと思う」とし、機械デバイス側で格差をサポートする方法やルールなどの学術的なアドバイスをしていく予定だと説明した。