吉本新喜劇・座員の信濃岳夫が5日、なんばグランド花月で行われた「吉本新喜劇座員総選挙2025 開票イベント」に出演した。

「吉本新喜劇まつり2025」(10月31日)に出演する座長・アキと共演する座員30人のうち25人を一般投票で決める。2022年から毎年行われ、今年は投票総数109万7124票のうち、11万2602票を獲得した山田花子が1位となった。

 信濃は昨年までランク外だった。イベントが始まりMCの「テンダラー」浜本広晃に25位として名前を呼ばれた信濃は「初めてです」と満面の笑顔で答え、さらに小泉進次郎農水相のものまねで「今回、25位に入ったということで、米を安くしたいと思います」とぶちあげた。さらに「今回入ったということは、今回入ったということですよ」と進次郎構文を用いてスピーチし、会場から笑いと拍手がおこった。

 実になごやかなスタートに思えたが、浜本が「ということで、名前を呼ばれた座員の方はステージの上に上がって来ていただくということで…。リハーサル。今日、今別府さん欠席だったんで、25位以内に入ってそうな人だれかなと思った時に信濃さん」と明かすと、客席は「えー。ひどーい!」などとザワついた。ようはただのリハーサルで、信濃は25位ではなかったのだ。初選出に喜んだ信濃だが、あまりの仕打ちに涙を流した。

 いざ本番に突入すると、獲得票数1万4167票・21位で信濃の名前が呼ばれた。満面の笑みで再びステージに上がると「浜本さん、ホンマやってくれましたね。しゃべろうと思ってたやつ、全部出してしまった」と恨み節だったが、小泉農水相のネタを披露し、客席から大きな拍手と笑いを得ていた。