JR東海は21日、リニアの最新型車両「L0系」が午前10時48分に、鉄道の有人走行世界最速となる603キロをマークしたと発表。その12分後にはSKE48の松井玲奈(23)、磯原杏華(18)、高柳明音(23)、大場美奈(23)、須田亜香里(23)、古畑奈和(18)が「リニア・鉄道館特別親善大使」(名古屋市港区)に就任し、奇跡のコラボを果たした。
大使就任のきっかけは、SKE48の17枚目シングル「コケティッシュ渋滞中」のCDジャケット撮影(初回版4種、限定版4種の計8種)を、リニア・鉄道館や東海道新幹線の各駅で行ったため。SKEは「日本一新幹線に乗るアイドル」という代名詞を持つが、とりわけ鉄道・新幹線マニアで知られる玲奈にとってまさに適任だ。
リニアの時速600キロ突破に、玲奈は「本当に素晴らしい。シミュレーターで500キロは体験しましたが、そこからさらに100キロプラスだとどれだけの体感なのか。ぜひ(実験場のある)山梨に行って試乗してみたい」と目を輝かせた。
これほどのマニアになったきっかけは、4年前にリニア・鉄道館を訪れたことだった。それ以後“新幹線愛”はとどまるところを知らず、全国を走る系別の特徴やトイレの違いまで熟知。今では鉄道全般にも知識が広がり、式典の前にも一人で館内を散策した。
「SLの車両は鉄を打って造られているので凹凸がある。車輪の複雑さとか、実際に走っているから出る黒さとかは映像では分からない。車輪の画像を(スマホの)待ち受けにしようと思います」
リニア・鉄道館の見どころについては、入り口左手壁に張られているSLからリニアまでのモチーフというマニアックな部分を指摘。金子利治館長(66)が「館長になれる…」と驚くほどの知識を披露した。
当然、他メンバーへの“布教”も玲奈の役目だ。古畑が「専属ガイドになって一緒に案内してほしい」と言うと、玲奈も「ジオラマだけの説明で1時間はかかる。うーん、半日あればなんとか。いつか、ここで番組を作りたいですね」と真顔で答えた。
こんな鉄道愛あふれるSKEの面々に、金子館長は「一緒にこの地域の発展に貢献していきたい」と意気込むが、実は効果はすでに出ている。来館者が増加しているというのだ。「来館者の5、6割はファミリー層なのですが、2週間ほど前に松井さんがテレビで話してくださったみたいで、ファンの方々らしき人たちが増えています」(金子館長)
ゴールデンウイーク中には来館者の300万人突破が確実視されている。当初の予測より早いというが、大使就任で今後はリニア級の加速?を見せるかもしれない。












