女子プロレス「スターダム」は27日、都内で会見し、シングルのリーグ戦「5★STAR GP2020」(8月8日、東京・後楽園ホールで開幕)出場選手が意気込みを語った。

 16選手が参加し、レッドスターズとブルースターズの2ブロックに分かれた総当たりのリーグ戦で、各ブロックの得点1位同士が9月19日後楽園大会で優勝決定戦を行う。

 レッドスターズにはワールド王者の岩谷麻優(27)をはじめ、ワンダー王者のジュリア(26)、中野たむらがエントリー。7年連続7度目の出場となる岩谷は「こちらのブロックは(同ユニット)STARSが集まっているので、普段戦えない人たちと戦えるのがうれしい」と中野、スターライト・キッドとの同門対決を心待ちにした。

 さらに「赤いベルトをずっと保持する気まんまんなので、シングルをしながら挑戦者を見つけたい」と、今後の防衛ロードの相手を探す方針だ。

 また前日にワンダー王座を奪取したジュリアは「シンデレラ・トーナメントも優勝し、このリーグ戦も優勝し、白い王者が無敗のまま制覇したい。開幕(8日、後楽園)が岩谷麻優なので、スタートから注意しながらいく。ここを乗り越えれば大丈夫だろうと思うので、気合を入れていきたい」と注目の王者対決に目を向けた。

 一方のブルースターズでは、5年連続5度目の出場となるジャングル叫女(29)が「経験がものをいう。本当に過酷です。身を持って感じたのが昨年です。ジェイミー・ヘイターとの試合でケガを負い、欠場してしまった。完走することすら難しいリーグ戦になると思う。2020年、本当はオリンピックがあった年だったけど、なくなってしまった。スターダムのオリンピックは私が盛り上げたいと思う」と決意を述べた。

 ブロック分けは以下の通り。

【レッドスターズ】岩谷、ジュリア、中野、小波、キッド、上谷沙弥、DEATH山さん。、ひめか

【ブルースターズ】渡辺桃、林下詩美、叫女、AZM、刀羅ナツコ、鹿島沙希、朱里、舞華