同学年対決は平良に軍配だ。「マイナビオールスターゲーム2021」第1戦(16日、メットライフ)、同点の8回、全パのマウンドに39試合連続無失点の日本記録を樹立した西武・平良海馬投手(21)が登板した。

 先頭で打席に立った代打の中日・大島を一飛に打ち取ると、全セ・原監督はヤクルト・村上宗隆内野手(21)を代打に送った。東京五輪で侍ジャパンとして戦う同学年同士の初対戦。平良は最速156キロの5球連続直球で追い込むと、6球目にチェンジアップを投じた。これをファウルで逃げられたが、7球目もチェンジアップで一飛に打ち取った

 平良は続くヤクルト・山田を三振に打ち取り、完全投球。「自然と156キロが出てて。初対戦だったので、楽しかったです」と村上との初対戦を振り返った。