全日本プロレス11日の仙台大会でのアジアタッグ王座決定戦で「むーちゃんせーちゃん」ことMUSASHI(36)、吉岡世起(38)組が田村男児、立花誠吾組を下し王座返り咲きに成功した。

 試合は序盤からジュニア戦士4人のテクニックとスピードが交錯する展開となる。終盤まで両軍ゆずらず、攻防が目まぐるしく入れ替わる混戦となったが、終盤にMUSASHIが立花との一騎打ちだ。意地を見せる立花に攻め込まれて苦しくなる場面もあったがこれを耐えると、ドンピシャのタイミングで吉岡の援護を受けて逆転。最後はMUSASHIがフロッグスプラッシュで飛んでから二天一流で立花をマットに突き刺し、3カウントを奪った。

 試合後、MUSASHIが「むーちゃんせーちゃんがアジアタッグ、取ったぞ!」と喜んでいたところ「にゃーお、にゃーお…」と鳴きながら小藤将太が登場。MUSASHIが「なんだよ」といぶかしがると、小藤からは「にゃーお、にゃお。にゃお、にゃお、にゃーお」と返答だ。

 これに吉岡は「にゃおにゃお言ってんじゃねえ。何が言いてえんだよ」といらだったが、MUSASHIはなぜか合点がいったようで「コイツが言っていることはわかった。ただ、このベルトはタッグのベルトだから小藤君一人じゃ挑戦できないんだよね。タッグパートナー、いるの?」と問いかける。すると小藤の「にゃーお」の声とともに鈴木秀樹が登場し「にゃ、にゃ、にゃーんにゃ、なー」と臨戦態勢だ。MUSASHIは「なるほどね、パートナーは鈴木秀樹で、日程はPWFが決めると」とこれまた解読し、V1戦が決定的となった。

 一方、敗れた立花は「クソー…、悔しい。マジで悔しい。今までのアジアタッグ戦で一番自信があったのに。マジでゴメン。男児のおかげで心身共に充実してるのに勝てなかった」と唇をかむ。それでも田村の「まだまだ諦めないよ。耐えなきゃいけない」との言葉に立花は「2人で巻こう。頑張ろう!」と力を込めるのだった。