弁護士の野村修也氏が10日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。簗和生農相が衆院選で自身を応援しなかった首長がいる自治体の〝大幅予算カット〟に言及した問題についてコメントした。
国土交通省は簗氏の発言を巡り、調査結果を公表。衆院選で首長が簗氏の対立候補を支援した那須烏山市、那珂川町の2市町は配分額が減額されていた。ただ国交省は、簗氏から減額を求める働きかけは確認されておらず、配分額の決定は「総合的に勘案した結果」だと説明している。
野村氏は「結果見ると確かに簗氏を応援しなかったところは減ってるんですけども、国交省はしたたかなんで、自分たちが予算をつけようとしてるものを、そんな国会議員の言う事によって俺たちにやってきてることを歪めるなんてことはやる気ないんですよ、あの人たち」とキッパリ。
とはいえ、実際に減額が確認されているが、野村氏は「ところがね、これ県の方にトータルで少し上乗せでつけてるんですよ。だから総合的な全体の額っていうのは変わってないんですよ。そこをうまく調整すると減った分が補填できるような形を役人っていうのはうまいこと考えるわけなんですよね」と指摘した。
その上で「そうすることで実は市から上がってきた、そして県が決めた、そして最終的に箇所付けをするっていうこのプロセスの中で、トータルで決めてる予算をちょっと実はうまいこと使って、簗議員が言ってることを『やってあげましたよ』のフリをしているっていうところがある。なので、国交省の方は、『俺たちは何も言われた通りにやってません』っていうふうに言ってる」と解説した。
とはいえ、簗氏の発言に問題があることには変わりなく、野村氏は「役所にそういう行動を取らせるっていうこの文化自体がやっぱりおかしいわけですよ。で結局、政治家って『この橋を俺が作ったぞ』とか、『この道路を俺が作ってやったんだ』っていうのと同じように、『自分には力がある』ってことを誇示するっていう人たちがたくさんいるわけですよ」と分析していた。












