日本では9日に封切られ、大コケが話題のトム・クルーズ主演「DIGGER/ディガー」に、米女優アン・ハサウェイらハリウッドの著名人たちは大絶賛し、興行的苦戦が伝えられる同作を後押ししている。
「ディガー」は名匠アレハンドロ・イニャリトゥ監督が手掛けたブラックコメディーで、クルーズが激太りし、シワシワの白髪姿の老けメイクで、環境災害を引き起こす石油王役として体当たり演技を披露している。
北米では2日に公開され、批評家からは厳しい評価ばかり。製作費1億6000万ドル(約253億円)に対して初週末興行収入も、わずか800万ドル(約1億2660万円)にとどまった。
そんな「ディガー」について、ハサウェイは映画レビューサイト「Letterboxd」で、「知的で刺激的、ユーモアと野心に満ちた作品」と称賛。「ぜひ自分の目で確かめてほしい。私にとっては10点満点」と最高評価をつけた。
「シェイプ・オブ・ウォーター」で米アカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督も同作を擁護。映画「アポロ13」などのロン・ハワード監督はXで、「多くの面で印象的な作品。意外な展開に満ちている。トム、素晴らしい演技だった。この映画は見て、考え、語り合うことで初めて真価が理解できる希少な作品だ」とクルーズを絶賛した。
さらに、米女優ジェーン・フォンダは、「友人たちと一緒に楽しんだ。トム・クルーズとアレハンドロ・イニャリトゥに敬意を表します」とSNSに投稿。特にクルーズの演技を高く評価し、「この作品はトムの勇気ある一面を見せてくれる。彼にとって大きく大胆な挑戦だったが、とても素晴らしかった。役になりきり、全力を注いでいた」とつづった。
酷評が渦巻くなか、ハリウッドでは〝応援キャンペーン〟が広がり、評価が大きく分かれる異例の作品となっている。












