巨人が29日の広島戦(東京ドーム)に3―1の勝利で2連勝。首位・阪神とのゲーム差は1・5に縮まった。
投打のかみ合った勝利を決めた。まずは先発・戸郷が、6回二死から石原に右前打を許すまで完全投球と広島打線を圧倒。エースの力投に応えるべく4回二死一塁の場面でリチャードが相手先発・玉村から2号2ランを放ち先制に成功し、その後は戸郷からも適時打が飛び出してこの回一挙3得点とした。
戸郷はその後もテンポよく投球を続けたが、3―0の9回二死から中村奨にソロを被弾。なんとか踏ん張りたいところだったが続く代打モンテロに四球を与えたところでベンチは守護神マルティネスへの交代を決断した。それでも後続は何とか断ち切って追加点は許さず。戸郷にはケガからの復帰5戦目にして、待望の今季5勝目(3敗)がついた。
橋上秀樹監督代行(60)は低弾道でスタンドに突き刺したリチャードの一発について「入ると思いませんでしたね。『よくてフェン直だろうな』『走者が戻ってこれるかな』くらいに思ってましたけど、はるかに超えてましたね」と驚き交じりに称賛。「やはり彼の特徴というか、彼ならではの打球ですよね」と豪快弾に脱帽した。
また、復活の白星を挙げた戸郷についても「『思い』と『結果』がやっと一致したかなという感じはしましたね。非常に頼もしい選手がまた1枚加わったなという風に思います」と絶賛し「自分自身が担うべき役割を十分に感じて、登板している投手。多分ここまでの登板では思い通りの結果が伴わなかったので、歯がゆい思いをしたと思う。ですから、今日あたりはその思いと内容、結果的なものが一致したんじゃないかなと思いますね」と、苦労を経て舞い戻ってきたエースを手放しに褒め称えた。
これで再び阪神との差を縮め、次戦は10月1日の直接対決(甲子園)へと臨む。指揮官は「1試合1試合やることは同じ。選手一丸となって全力で全部勝てるように頑張りたいと思います」と決意を見せた。












