この勢いはまだまだ止まらない。ノア30日の川崎大会で“プロレスリングマスター”こと武藤敬司(57)と天才・丸藤正道(40)らのユニット「エムズアライアンス」に元3冠ヘビー級王者の船木誠勝(51)が新加入。武藤は改めてベルト総取りを宣言し、丸藤はメンバーでもあるSKE48・松井珠理奈(23)との王座挑戦を予告した。

 武藤、丸藤、望月成晃(50)のパートナー「X」として登場した船木は、GHCナショナル王者・拳王(35)率いる「金剛」(拳王、マサ北宮、稲村愛輝、征矢学組)と対戦。自ら先陣を切って出撃すると、拳王と激しい蹴り合いを見せた。

 その後も稲村をチキンウイングアームロックに捕らえ、丸藤との蹴りの競演も披露。武藤とは新日本プロレス、全日本プロレス、W―1で戦友だった船木は、見事にシェイプアップされた肉体を躍動させた。最後は丸藤の虎王、望月の三角蹴り、武藤の閃光魔術弾のアシストを受けてのハイブリッドブラスターで稲村を沈めた。まさに「M」の黄金連係だった。

 ご満悦の表情の武藤は「このメンバーでベルト総取りいけるんじゃねえの? いこうぜ!」と声高らかに言い放つと、船木も「タッグ王座いきましょうか!」と呼応。同時に「エムズアライアンス」の頭脳である丸藤は、計画の詳細をこう説明した。

「武藤さんには史上最年長でGHCヘビー級王座を狙ってもらいたい。俺とモッチー(望月)は合計史上最年長でGHCタッグ王座をもう一度、狙ってみたいね。船木さんならナショナル王座が一番似合うんじゃないかな。あとはジュニアのベルトか…。海外は武藤さんが、国内は俺があらゆるルートを使って(望月、宮本裕向の他にも)ジュニアのメンバーを探したい」

 さらに衝撃的なプランも披露する。「見つからなかったら、珠理奈に挑戦してもらおう。シャレじゃないよ。ハリウッドJURINAでもいいのかな? ジュニアタッグなら俺がパートナーになるよ。今、85キロだから資格はあるでしょ」と「豆腐プロレス」でエースを務めた珠理奈の実戦投入まで考えているという。「まだまだ増えると思うよ。せっかくスタートしたユニットは止まらせるわけにはいかない」。武藤との「天才ユニット」はいよいよ日本マット界を席巻しそうだ。