女子プロレス「スターダム」春の祭典「シンデレラ・トーナメント」準々決勝で岩谷麻優(28)がひめか(23)と激突。だが岩谷のユニット「STARS」と抗争を繰り広げる極悪ユニット「大江戸隊」の介入により敗退するという大荒れの展開となった。

 試合はひめかにアルゼンチンバックブリーカーからそのままオーバー・ザ・トップロープ(OTT)を狙われ、いきなりピンチ。こらえたところでロープに走るひめかの脚を場外の刀羅ナツコがすくい倒す。その隙に岩谷が琉悪夏に引っ張られて場外に落ちてしまう。だが試合に関係ない選手の介入ということでOTTは認められず試合続行。

 だが岩谷がムーンサルトプレスを狙ったところで、今度は刀羅から鉄パイプで一撃を加えられる。エプロンに転落すると、ひめかにランニングニーで叩き落されてOTTにより敗退が決定した。

 さらにマイクを握った刀羅から「大江戸隊とSTARSの全面戦争はまだ終わってねえ!キッド、麻優、お前らの首を取ってやる!」と言われるやボディースラムで投げ捨てられる。だが、ここで謎のマスクウーマンが乱入し、岩谷を救出した。

 岩谷は「大江戸隊、シンデレラトーナメントぶっ壊してくれたな。絶対許さない」と激高するも「ここで助けに入ってくれたね。STARSの新メンバー、コグマ!」と2015年9月に退団したかつての仲間の復帰を宣言。

 ユニットの戦力拡大に「これからコグマを含めた新しいSTARSで大江戸隊との全面戦争勝ちます!」とアピールした。