【新日本】木谷オーナーが明かす野望 2022年地上波ゴールデンタイム復活!!

2020年10月19日 11時22分

連覇した飯伏はトロフィーを抱きしめた

 16年ぶりの偉業達成だ。新日本プロレスの祭典「G1クライマックス」優勝決定戦(18日、東京・両国国技館)で、Aブロック1位の飯伏幸太(38)がBブロック1位のSANADA(32)を下し史上3人目の連覇を果たした。これで来年1月4、5日の東京ドーム大会でのIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王座(現王者は内藤哲也)への挑戦権利証獲得が決定的。その先には木谷高明オーナー(60)が掲げるビッグプランが控えている。

 今夏に開催予定だった東京五輪の影響で史上初の秋開催となった祭典で、飯伏は蝶野正洋(1991、92年)、天山広吉(2003、04年)以来となる連覇を達成。獲得が決定的な2冠王座の挑戦権利証を行使できる舞台は、今年に続き2日連続開催となる21年1月4、5日の東京ドーム大会になる。

 飯伏は「このコロナの時代に東京ドームができるっていう。これは最高にうれしいことなんで。僕は発信できる力を得たので、あとはIWGPヘビー級を取るだけ。そしたらもっと、僕の言っていた『神』に近づけると思う」と目を輝かせた。

 G1覇者の目標を後押しするかのように、水面下ではビッグプランが進行している。来年の東京ドーム大会は現状、新型コロナウイルスの影響から観客上限が2万人前後となることが予想されるが、平日のドーム2連戦は団体にとっても大きな勝負となる。

 木谷オーナーは「今年2日間やったわけですから、2日できるなら2日やりたいというのはありました。それから、2年後で新日本は50周年になるじゃないですか。50周年に向けてのジャンプアップになる年かなと思ってます」と語る。

 メモリアルイヤーの目標に掲げるのが、団体にとって悲願でもある地上波ゴールデンタイム放送の復活だ。「50周年のドームはゴールデンタイム進出を目指します。特番だったらあり得ますよね。そのための準備も各方面で進めてます。だからこそ来年のドームは成功させたい」(木谷氏)

 ドーム2連戦の継続は22年を見越してのことでもあるという。カレンダーを確認した木谷氏は「どうせやるなら金曜8時がいいですよね。(22年の金曜は)1月7日ですね。4、5日に(大会を)やって7日の8時から2時間とか」と青写真を明かした。毎週金曜8時の放送は88年3月が最後となっているが、02年5月2日の東京ドーム大会がゴールデンタイムで放送されており、実現すれば20年ぶりとなる。

 テレビ朝日では10月から「ワールドプロレスリング」の放送時間が1時間早まり、毎週土曜深夜1時に移った。同時に金曜深夜2時20分からの新番組「新日ちゃん。」もスタート。テレ朝関係者も「局内でも新日本プロレスをコンテンツとして重要視する傾向が強まっている」と語り、ブシロードグループの全面バックアップがあれば決して夢物語ではない。

 木谷氏が「人気選手がプロレスのムーブメントを高めるのは当然必要。勢いが必要ですよ。あとはプロレスの中から世間にもっと知名度のある選手が出てほしい。今のトップ選手にももっと期待したいですね」と話すように、21年ドーム大会の主役の権利を得る飯伏にかかる期待は大きい。04年のデビューから一貫して「プロレスを世間に広める」ことを使命としてきたゴールデン☆スターが、ゴールデンタイム復活への懸け橋となる。