女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の評価が急上昇している。

 今井氏は先月30日の参院本会議で初めて手話を使った質問を行い、身内の自民党からはもちろん、野党席からも「ジーンと感動した」と大拍手を浴びて、政治家としての評価がグーンと上がった。

 7日に先天性難聴という障害を乗り越えてプロレスデビューを飾った長男・今井礼夢(16)の試合を観戦した際も、マスクを付けて売店に立ち、手話で礼夢とファンの間を取り持つ母親ぶりを発揮。

 麻生太郎財務相(80)が実行委員長を務め、8日に開催された「KAMI CHARISMA 東京 2021アワード」に出席した際は「芸能界の頃から知っている美容師さんが多くいて、懐かしいと思うと同時に、今も第一線で活躍されていることに喜びを感じます」とあいさつした。

 自民党関係者は、臨時国会が閉会しても過密スケジュールの今井氏について「自民党最大派閥である志公会会長の麻生氏に認められていないと、一期目の議員にお呼びなどかからない。次期衆院選の選挙応援では、注目度が高いことで各陣営から引っ張りだこになるでしょう」と話した。

 3年前に不倫疑惑が報じられ大炎上した今井氏だが、気づけば再び〝売れっ子〟に。この辺りの自己プロデュース能力はさすがだ。