ストロングスタイルプロレス(SSPW)21日の後楽園大会で、初代タイガーマスク(佐山サトル=68)が観客にあいさつした。

 リングに上がった初代虎は、用意されたパイプいすには座らず立った状態でマイクを握ると、9月に開催されたアジア大会(愛知・名古屋)で総合格闘技が正式種目になったことに触れた。「オリンピックに参加できれば、日本から柔道に続く格闘技が生まれます。今からちょうど40年前、この後楽園ホールで1回目の総合格闘技の試合が行われました」と、自身が主宰した修斗について語った。

 48年前、新日本プロレスが主催する総合格闘技創設の提案をした際には、故アントニオ猪木さんから「第1号選手はお前にする」と直々に指名を受けた。「40年たって今、オリンピック競技になろうとしてる。その前身はプロレスだったんです」と思いをはせた。

「猪木さんとともに総合格闘技は育ったと思っています。そのプロレスの試合を選手たちが見せてくれます。それを忘れずに、応援してください」と呼びかけ、業界の発展を切望していた。