ノア25日の東京・両国国技館大会で煌牙、拳王組と対戦する清宮海斗(30)とYoshiki Inamura(稲村愛輝=33)が16日、さいたま市内のノア道場で合同練習を行った。
清宮と稲村の2人は、約1年の海外遠征から帰国した煌牙に敵意をむき出しにされている。その理由としてSNSで「いじめって、やった方は忘れるけど やられた方は忘れないんだよな」など、新弟子時代に行った行為が原因だと暴露された。
そんな煌牙とタッグで激突することになった2人はこの日、道場に集合。その目的を稲村は「両国で勝つためです。強くしてもらった道場で、2人で改めて特訓したいと思ってミーからサジェスト(提案)しました」と説明する。
その内容はハードなものだった。100キロ超のタイヤを2人で交互に押したり引いたり下かと思えば、これまた100キロ超のサンドバッグを持ちあげて振るという原始的なトレーニングだった。途中、清宮の姿勢が悪くサンドバッグを落としてしまうアクシデントも発生。
だが、稲村の提案で手首にテーピングを巻くと、持ち上げることに成功。「テーピングにはこんな効果があったんだ。すごい!」と今まであれほどグルグル巻きにしていたのに、なぜ今さらなのか…という疑問はさておき〝気付き〟を得る一幕もあった。
その後、2人で30分超のスパーリングを行うも、やはり決着はつかず。最後は稲村が焼いたステーキをふるまおうとしたが「一緒に食べようぜ」という清宮の言葉で2人で食べることに。だが、清宮は半分ではなく明らかに自分の肉を大きく切って、稲村は「そういうところなんだよなあ…」とつぶやくのだった。
ステーキをペロリと平らげた清宮は「うまい!」と絶賛。そして合同練習を終えた感想を「2人だけで練習するのは何年かぶりだったんで、ちょっとこっぱずかしい気もしました。稲村の強さはよく分かっていますけど、練習で肌を合わせると、またちょっと違う部分が見えてきたりもするので、両国に向けて自信がつきましたよね」と語る。
一方、稲村は「普段から僕がやっているトレーニングにつきあってもらったんですけど。煌牙のウエイト(体重)が100キロオーバーになったと聞いたので、今回は100キロの僕のフレンドたちをそろえさせてもらいました」とテンガロンハットをつまんだ。
稲村によれば、タイヤを使った練習は背中と胸の筋肉を鍛えて、煌牙の蹴りに備えるためとのこと。また、サンドバッグは清宮のエルボーの強化につながるために提案したのだという。清宮は「普段使わない筋肉を使った感じがありますね。稲村の独特のトレーニングだと思うんで。自分のやってる練習とはまた違う感じだったんで、明日とかめっちゃ全身筋肉痛になるだろうし。試合に向けていいトレーニングになりました」と手応え。
だが、継続するかを問われると「いや、あのー、これはやっぱ、そのー、こういうのが得意な人がやるべきというか…」と煙に巻こうとした。
だが、稲村から「ミーはエブリデイ、やっています。エブリデイやっても損はないですよ。ご覧の通りミスター清宮は、なかなかトレーニングに対する知識が非常に薄いんです」とツッコミが入る。
その上で「それでもここまで強いっていうのがすごいとは思いますが、同時にもったいないなとも思うので。レスリングの練習はすごくやっているんですけどね。30イヤーズ(歳)を超えたので、そろそろ〝壊れないボディーメイク〟がポイントになると思うので取り組んでほしいです。たまには後輩の意見も聞いてくださいよ」と熱弁を振るわれた。
これに清宮は「…。分かったよ。継続してやるよ。両国まで」と期間を区切り行うことを受諾。これに稲村は「本当ですか! では、その様子をこれから毎日ソーシャルメディアにアップするので、お楽しみにしてください」と笑顔を見せる。
最後に両国大会に〝大切な人〟は応援に来るか問われた清宮が「オイ! それは今、関係ないだろ!」とブチギレて報道陣を道場から締め出し、取材は終了させられるのだった。













