全日本プロレスの本田竜輝(26)が、悲願達成に向けて闘志をみなぎらせている。

 22日後楽園大会で、宮原健斗(37)が持つ3冠ヘビー級王座に挑戦する。最後の前哨戦となった15日新木場大会では、一瞬のスキを突いた丸め込みで技アリの3カウントを奪い、ベルト取りに弾みをつけた。試合後に取材に応じ「どんな試合でも彼のペースに持っていかれる。だから今日はそのスキを突いてやりました」と振り返り、胸を張った。

 前哨戦を終え「東京の会場では僕を応援してくれる声も大きいんですけどね。地方大会に行くと、やっぱり宮原への声援が大きい。それは彼が今まで築き上げてきたものがあるんで」と圧倒的な存在感を認めた。しかし「声援も含めてプロレス。宮原のファンもみんな僕のファンにします」と拳を握った。

 王者を倒す策は勢いだと語り「前に宮原から『勢いだけじゃ勝てないぞ』って言われたんですけど、つまりは宮原も僕の勢いは認めてるんです」とポジティブだ。プライベートでも勢いのある生活を送っているという本田に対し「宮原は僕と真逆で。彼の試合前ルーティンとかも見たことあるんですけど、めちゃくちゃ丁寧な生活してる」とリング上とは真逆の私生活も明かしていた。

 ベルト奪取後は、団体が掲げる「明るく、激しく、楽しいプロレス」に「強さ」をねじ込み、団体をけん引すると誓う。「僕は『最高の景色を見せてあげる』とかうまく言えない。けど、全日本の顔になるので、とにかく僕についてきてほしい」とファンに呼びかけた。絶対的王者の連勝記録を止めることはできるか。