新日本プロレス12日の両国大会で、IWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29)が海野翔太(29)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。

 7月後楽園大会でベルトを強奪した前王者のリマッチを受けて立ったゲイブは、場外でテーブル上へのパイルドライバーを浴びるなど怒とうの猛攻にさらされた。激しい流血に追い込まれ、強烈な打撃戦からラリアートでなぎ倒されるなど苦しい時間帯が続く。

 強烈なローリングラリアートから、9月に急逝したPACの得意技ブルー・タライザー(変型クロスフェース)で反撃に転じるも、海野の勢いは止められない。STFに捕獲されると、強烈なラリアートで一回転させられた。

 打撃戦でも劣勢を強いられたゲイブだったが、Second Chapterだけは決めさせない。パイルドライバーで切り返して形勢逆転に成功すると、デスドッグドライバーで3カウントを奪った。

 会場のファンから大ブーイングが巻き起こるなかマイクを握ると「どこ、新日本プロレス、闘魂?」と日本語で挑発。文字にできない下品な言葉を並べ立ててリングを去って行った。

 するとここでタイチがリングイン。「おいこら待てハゲ。オイ、お前みたいな新日本プロレス辞めた人間、そんなヤツに好き放題ワガママやられるのはウンザリなんだよ。テメエらみたいなヤツはいらねえんだよ。この俺の手で終わらせてやるよ。好き勝手できるのも次で最後だ」と挑戦表明を受けた。ゲイブはリングに戻ってタイチとにらみ合い「広島、11月。来いよ、オッサン」と、11月3日広島大会での迎撃を宣言していた。